元気のもと

2003年5月25日
ご近所さんに高校時代の恩師がいる。
今は仙台の某有名進学女子高の教師だ。

先生に再開したのは6年前。地下鉄の駅で声をかけられたの。
「おいっ。魔美じゃないか?おまえ全然変わっとらんな〜」
…先生も、全然変わってないですね。ヘアの薄さも色白なところも、うふ。

それから先生のお宅に遊びに行くようになった。
先生は薬剤師の奥様と可愛いお嬢さんと暮らしている。先生のお家に行くといつも話すのは楽しかった高校時代のこと。

高校が女子校ということもあり、男の目がないのをいいことになんでもありの3年間だった。
教室にむせ返るデオドラントと入り混じる思春期の女の子の匂い(いや、臭いのほうかも)。
2時間目で早弁する子、学食でクレープアイスを立ち食いする子、実験室でおでんを煮込む子。
付き合っている子の話を聞いてドキドキしたり、合コンに行っても恥ずかしくて話をすることもできなかったりしたこと。

そんな懐かしくて愛しい日々。
私の大事な宝物だ。

ちょっとだけ疲れた時、先生に元気をもらいに遊びに行きます。

「風邪ひいたり、具合が悪い時はいつでも来ていいんだぞ。お粥と湯豆腐ぐらい作ってやるし、看病してやるから」
帰り際、先生にこんなことを言われた。
いくつになっても、魔美は先生の生徒でいていいんだね。
ちょっと泣きそうになっちゃったよ。

ありがと、先生。

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