平助とDくんを思って

2004年10月31日
『決戦、油小路』

とうとう、この回を迎える日が来ました。
正直、この日を待ち続け、そしてできれば避けたかった思いが交差して複雑な心境でした。

史実がどのように三谷脚本によって消化されるのか、期待していました。

しかし今日、この回を見てそれを大きく裏切られました。

三谷脚本は私の想像を上回るほどの想像力で裏切ってくれたのです。
『友の死』以来の大粒の涙を流し、私は平助の死を受け入れました。

平助の立場、沖田の思い、永倉、原田、源さん、副長、局長の平助への思いが重なり合って、気がついたら声をあげて泣いていました。
そして、地上波の放送が終わりDくんへ感想メールを送ろうか迷っていたら、彼からめずらしくメールがきました。

私も感情が高ぶっていたので、思いのままに感想を彼に送りました。

何度かメールのやり取りをして、Dくんの様子がおかしいことに気がつきました。

なにかに追い立てられているような、追い詰められた感じ。

彼のメールが新撰組の感想メールから離れている雰囲気を感じ、胸騒ぎがしました。
すぐに彼に電話をしたんですが留守電になっていたので、また彼にメールを送りました。
10分返事を待ってみて、返事が来なかったらまた電話をしようと思っていました。

10分後、電話もメールもDくんからこない。

すごく心配になって彼に電話をした。
でも、また留守電。
今度はメッセージを残して電話を切った。

どんどん不安になってきて、Kくんにも電話をかけてみた。

もしかしたら、Kくんからの電話だったらDくんも電話にでるんじゃないかと思って。
なのに、Kくんの電話は鳴りっぱなし。。。

イライラして電話を切る。

数分後、Dくんからメールがきた。

『大丈夫ですよ』



すごくすごく、ほっとした。

私は本当にDくんのことを理解していなかったみたいだ。

彼は人が思うほどクールでも優しくないわけでもないんだ。

私の知らないところで悩んで、いっぱいいっぱいだったのかもしれない。
なのに、私は自分のことばっかりで彼の気持ちを少しも理解しようとしなかった。
自分の傲慢さを恨めしく思いながら、彼への想いを友情として思えるようになってきた自分の気持ちに整理ができた。



私はDくんとずっと友達でいたいです。

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*ゲルタ改さん*
平助の最後の戦い、勘太郎の演技に阿修羅を見ました。
平助が乗り移ったかのような演技には文句のつけようがありません。
きっと、本当の平助もあんな思いをして戦ったのではないかと胸が痛みます。

12/12、京都へひとり旅に出ます。
もちろん、山南さんと河合が眠る光縁寺と伊東先生、平助が眠る戒光寺に行ってお参りしてくるつもりです!!!!

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