油小路〜光縁寺まで

2004年12月22日
旅館を出て、七条通りを西へ。

歩いて10分ほどで藤堂平助と伊東先生が亡くなった油小路の変跡に到着。
この旅行のために買った小さなガイドブックをみる。
目の前にはそこに載っている写真と同じ風景が。
『ここで平ちゃん(馴れ馴れしい?)が。。。』
『新撰組!』でのあのシーンが甦る。
涙なしでは見ることができなかったアレである。

感無量!
そしてパチリと写真を一枚撮り、そこから南に移動。
今度は伊東先生の石碑を見つけることができた。
なむなむ。

で、またまた西へ移動し○○ホテルへ。
ここは最後の屯所があった場所なのよね。
『誠』の文字が映える石碑にはクリスマスシーズンのためなぜかデコレーションがされていた。。。
ま、いいか。と写真をパチリ。

で、北へ向かうこと20分。
西本願寺だ!!!
しかーし、ここは中にちょっと入って太鼓楼の脇を通るだけにした。
なぜか太鼓楼の写真を3枚も撮っちゃった。
これは前日見た『スマステ』の影響と思われ。(慎吾ちゃんがここに来たのです)

『新撰組!』のサントラにのってわしわしと歩く私。
足取りも軽く、いい感じ♪

今日のメインと言ってもいい壬生寺を目指し、道が合っているかを確認するためまたガイドブックを見ていたら小さいおばあちゃんに声をかけられました。

「どこにいかれますの?」

「えーっと、壬生寺なんですけど。」

すると、おばあちゃんが丁寧に場所を教えて下さいました。
小さいおばあちゃんは別れ際

「きいつけて」

と飴玉をひとつくれました。
抹茶味の飴玉をほおばり、小さいおばあちゃんに感謝。

おばあちゃんの言う通り、少し行くと壬生寺を見つけることができました!
はぅ。
ここにいたのね。。みんな。
ちょっとうるっときちゃったけど、まずはそのお隣の八木邸へ!
スマステの影響か『新撰組!』の影響かいつもよりお客さんが多いらしい。
お茶券を購入し、八木邸の説明を聞くために列に加わる。
10分ほど待ってから、念願の八木邸へ入ることができた!
思ったより狭くて天井が低いことに驚いた。

『ここで芹沢局長とお梅さんが・・・』

勝手に佐藤浩市と鈴木京香を想像する私(笑)。
係りのおじいちゃんの説明を真剣に聞く。
前のおばちゃんなんて、うなずき過ぎ!っていうくらい話に聞き入っていたぞ。

隣の部屋へ移動する時、沖田がつけたであろう(と思いたい)刀傷が。
そんでもって芹沢局長がつまづいたといわれる文机を発見!!
『これか〜』とちょっとだけ触っちゃった(後から聞いたら触っちゃだめだったらしい。。反省。)。

ちょっと修学旅行気分で味わえる説明はなかなか楽しかった。
まあ、ほとんど知っていることばかりのお話だったけどね(笑)。

説明が終わって、八木さんが商いをしている和菓子屋さん“京都鶴屋”でお抹茶と屯所餅をいただく。
ここがね〜すっごく商売上手なんですよ。
色々あるじゃないですか、新撰組グッズが!
気がついたら5000円分ものおみやげを買っちゃってましたよ。。。

で、壬生寺へ移動しゆっくりお参り致しましたよ。
壬生塚にも100円払って入りましたしね。
局長の像や河合のお墓があったりと写真&写メの嵐です(笑)。
境内を見渡すと、水掛地蔵なるものがありまして、お賽銭を入れてお地蔵様に水をかけながら願い事をすると叶う!なんて書いてあるからジャバジャバかけてお願いをしてしまいました♪
えへへ。

壬生寺を後にしたのが11:00。
前川邸はすぐ近くだったので、ちょいとのぞいてみたら。。。
あれ?
ここって入れないんじゃないんだっけ?
ガイドブックにはそう書いてあるのですが、なんか、観光地化してる(笑)。
入り口のほうだけ開放しているらしく、いろんなおみやげものが!
ここでは隊士フィギュアと刀フィギュアをそれぞれ1個づつ購入しました(あーびるさんが教えてくれた刀フィギュアでーす♪)。
ま、これはDくんへのおみやげに(笑)。

で、お次は近くにある光縁寺へ!!
ここでびっくりしたのは『見学だけの方お断り』というお札。
ちゃんとお線香を買ってお参りしなさい!ということらしい。
入り口にはお坊様がいてお線香を売っとりましたよ。
で、案内板(と言っても『→』だけなんですが)に添って奥へ進むと、ありましたよ!
山南敬介総長のお墓が!!!!

脇にはまたまた河合と松原のお墓が!
そんでもって沖田縁者のお墓も!

何人か先客がいらっしゃったので、その方たちが終わってからゆっくりお参りした。
思いのほか狭い敷地に、彼らは眠っていたのだ。
『友の死』で号泣した私は、山南さんの最期を思い出してまたまたうるうるしてしまいました。。。

ほぅ。
なんだかひと仕事終えたような気持ちになって安心したのか、おなかが“ぐ〜”っと鳴った。
・・・は、はずかしい。。。

時間もちょうど12:30ぐらいだったので、13:20に予約していた湯葉会席のお店『静家』へ向かうことにした。

そのお店は二条城近くにあり、見つけるのはそんなに難しくなかった。
そう思うと、京都ってほんとに旅行しやすい町だな〜としみじみ感じた。

お店には30分も早く着いたので、近くのカフェに入ってお茶を飲んだ。
すると、外国人の団体さまが入ってきてホスト役らしいの奥様がみんなにメニューの説明をしていた。
私はランチ後の予定を考えながらガイドブックとにらめっこ。

ふと、誰かの視線を感じたので顔をあげ、隣の団体さまをちら見した。
すると、14才ぐらいの金髪少女が視線をそらしたのだ。

・・・思いっきり見てたわね。。。

旅行者なんて珍しくないのにな〜。と思いつつトイレに入ると、彼女が私を見ていた理由に気がついた。
口の横にクリームを思いっきりつけていたのだ!!!!
・・・きっとウィンナーコーヒーのクリームだ。。。
は、はずかしいぃ!!!!
ジャパニーズとして恥ずかしすぎる!!!

こそっとクリームをふき取り、何もなかったように席に着いた。
コホ。
ひとつ咳きもしてみた。



荷物をまとめていそいそカフェを出たのは言うまでもない。

つづきます。

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